絆を今に手を取り願う時
退廃の日々に彼方の安寧
書き殴った続く文字


形が無くなる後悔の時
全ての記憶が狭間で途絶える
明日も終わり


向かい見る雨の空
届く目線を忘れて願う
積み上げた時の形
膨らむページ 生を求む印


足音を消して手のなる方へ
言葉に託し指差す方へ


生命再生 行手擬装
飾り名前 灯り微か


笑った最後に控泣きを知る
決めた台詞と駆け引き
望む歴史は消えた声


還る 空説 態勢 心 死生 存在


分け合った生命 醜さの神
根拠の無い言葉
遠くに投げて忘れる儀式
自分を拾う


並んで座る場所に
消えて行く夢の数
探し疲れた顔を見る瞳のアンテナ
足跡と引き換えに差し出す正義
使い果たしてまた使う
繰り返しを繰り返す
風花 居場所 協和 無力 開眼